肝斑(かんぱん)とは、顔の左右対称にできる、薄い茶色の色素斑です。目の下から頬にかけて、ほほ骨に沿ってできることが多いのが特徴です。肝斑の原因は完全には解明されていませんが、女性ホルモンの影響、紫外線、ストレスなどが関係していると考えられていて、以下のような特徴があります。
- 顔の左右対称にできる
- 目の下から頬にかけて、ほほ骨に沿ってできることが多い
- 薄い茶色の色素斑
- 輪郭がぼやけている
- 紫外線に当たると悪化する
炎症後色素沈着 (PIH) は、炎症が治ると体はメラニン色素を過剰に生成することがあり、このメラニンが皮膚に蓄積すると皮膚にできる暗い領域が残り炎症後色素沈着 (PIH)になります。炎症後色素沈着 (PIH)になる原因には以下のようなものがあります。
what isリバースピールの
「逆方向アプローチ」の流れ
リバースピールの「逆方向アプローチ」は3つのピーリング剤を
組み合わせる独自の施術で3段階構成で行われます。
リバースピール1
真皮層へのアプローチ
コラーゲンピールPRX-T33を塗布し、薬剤を浸透させるために、優しくお肌をマッサージします。主成分であるトリクロロ酢酸、過酸化水素、コウジ酸を肝斑や色素沈着した部分に浸透させ真皮層へアプローチします。過酸化水素はメラニンを酸化させ(色素の粒子を分解)、コウジ酸がメラニンの生成を抑えていきます。低濃度の過酸化水素は炎症をコントロールします。
リバースピール2
表皮中層から深層へのアプローチ
高濃度乳酸(78%)とフィチン酸を含んだピーリングで表皮中層~深層へアプローチしていきます。高濃度の乳酸で表皮深部のメラニンを除去し、フィチン酸がメラニンの生成に関わる鉄と結合し、メラニンの生成を抑制する効果があります。
リバースピール3
表皮層へのアプローチ
最後に、種々のヒドロキシ酸、フィチン酸、コウジ酸を含んだピーリングで表皮浅層へアプローチしていきます。お肌のターンオーバーを正常化させ、メラニン除去の効果を高めることで、シミやくすみ、色素沈着を改善していきます。角質を除去し肌表面を滑らかにし、表皮の美白作用を高めます。
名古屋市中区栄駅ウェルネスビューティクリニック名古屋院で
リバースピールに関する
よくあるご質問のご紹介
- リバースピールとはどのような施術ですか?
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リバースピールは、マッサージピール「PRX-T33」を改良した薬剤を用いた、肝斑や色素沈着、くすみ、ニキビ跡などの治療に特化したピーリングです。従来のケミカルピーリングでは効果が得られにくかった真皮層のメラニン色素にも作用し、根本的な改善を目指します。
- リバースピールは何回受ける必要がありますか?
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リバースピールは肝斑や色素沈着に効果を発揮するため、2週間に1回のペースで5回程度を1クールとして設定されています。その後は、肌のメンテナンスのために1カ月~3カ月に1回程度、定期的に施術を受けることをおすすめします。
個人差はありますが、肝斑では5~10回、シミなら3~5回、くすみ2~3回、ニキビ跡3~5回程度が目安になります。
- リバースピールの副作用は?
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リバースピールは、比較的安全な治療法ですが、以下のような副作用がまれに起こることがあります。赤み、乾燥、腫れなどほとんどの場合数日で自然に治まります。
- リバースピールを受けられない場合はありますか?
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リバースピールは、以下のいずれかに該当する場合は受けられない可能性があります。リバースピールを受けられない場合でも、他の治療法でシミや肝斑を改善できますので、適切な方法をご提案いたします。
- 傷や炎症がある
- アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎などの皮膚疾患がある
- ヘルペスを発症している
- 極度の敏感肌
- 日光過敏症
- 妊娠中または授乳中
- 施術に痛みはありますか?
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ほとんど痛みはありませんが、まれにヒリヒリ感や灼熱感を感じる場合があります。
- 施術後のスキンケアで注意はありますか?
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保湿をしっかり行い、術後刺激を与えないように注意してください。
紫外線の影響を受けやすくなるため、日焼け止め等を使用して紫外線対策を徹底するようにしてください。